インフルエンザに感染しないために!
お薬とお付き合いのある皆さん、こんにちは!
今回は、インフルエンザに感染しないためのポイントをお伝えしたいと思います!
<今回の内容>
・ワクチン接種について
・咳エチケット
・手洗い
・湿度の保持
・栄養摂取
・外出を控える
流行前のワクチン接種
残念ながら、インフルエンザワクチンを接種したからと言って、「インフルエンザにならない」という事はありません。
しかしインフルエンザワクチンは、感染後に発症する可能性を低減させる効果と、発症した場合の重症化防止に有効と報告されています!
特に
・高齢者(65歳以上)
・心臓に病気がある方
・糖尿病の方
・腎臓が悪い方
・気管支喘息などの呼吸器の病気がある方
このような方は、インフルエンザによりインフルエンザ自身、若しくは元々の持病がひどくなる場合がありますので、予防接種をしておいたほうが良いでしょう!!
インフルエンザワクチンはの効果発現・持続時間については個人差がありますが、一般にはインフルエンザワクチン接種後2週間目頃から5カ月間程度効果が持続するとされています。
そのため、11月後半から12月上旬にはワクチン接種を済ませておくほうが良いでしょうね!!
飛沫感染対策としての咳エチケット
インフルエンザの主な感染経路は咳やくしゃみによる飛沫感染です。
したがって、飛沫(くしゃみや咳をした時の唾液)を浴びないようにすればインフルエンザに感染する機会は大きく減少します。
・ 咳やくしゃみを他の人に向けて発しないこと
・ 咳やくしゃみが出るときはできるだけマスクをすること
・とっさの咳やくしゃみの際にマスクがない場合は、ティッシュや腕の内側などで口と鼻を覆い、顔を他の人に向けないこと
・鼻汁・痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨て、手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗うこと
などを守ることを心がけてください。
もちろん、自分がインフルエンザになっている場合は、必ずマスクをして、他の方に感染しないように対策をすることは最低限のマナーです!!
外出後の手洗い等
流水・石鹸による手洗いは手指など体についたインフルエンザウイルスを物理的に除去するために有効な方法であり、インフルエンザに限らず接触や飛沫感染などを感染経路とする感染症の対策の基本です。
十分な流水で手を洗うように心掛けましょう!
ちなみに、うがいもとても重要ですが、うがいは必ず手を洗ってからしましょうね!
インフルエンザウイルスにはアルコールも効果があります。スーパーなどの店内入り口に、アルコールスプレーが置いてありますよね!?多くの不特定多数の方がいらっしゃる場所では、こまめにアルコール消毒をするといいと思います!
適度な湿度の保持
空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的です。
それ以外にも、インフルエンザウイルスは湿度に弱いという事も分かっています。
「温度20度以上、湿度50~60%で空気中での感染力が下がる」
なかなか、冬場は乾燥しやすく湿度を保つ事が難しいのですが、上記の状態を保つことは、かなり有効です。
妊婦さんや受験生、高齢者のいる家庭などでは、このような環境を意識していただくといいんじゃないでしょうか!!
十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
当たり前のことですが、体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を日ごろから心がけましょう。
やはり重要なのは緑黄色野菜だと思います!
お鍋などすると効率よく野菜が取れていいですよね!
人混みや繁華街などへの外出を控える
インフルエンザが流行してきたら、特に御高齢の方や基礎疾患のある方、妊婦、体調の悪い方、睡眠不足の方は、人混みや繁華街への外出を控えましょう。
やむを得ず外出して人混みに入る可能性がある場合には、ある程度、飛沫感染等を防ぐことができる不織布(ふしょくふ)製マスクを着用することは一つの防御策と考えられます。
不織布製マスクとは不織布とは「織っていない布」という意味です。繊維あるいは糸等を織ったりせず、熱や化学的な作用によって接着させて布にしたもので、これを用いたマスク!を不織布製マスクと言います。
先述した通り、インフルエンザは飛沫感染が感染経路となるため、マスクは簡単にできる予防方法としていいと思います!