ノロウイルスの発症・症状・対処法
お薬とお付き合いのある皆さん、こんにちは!
前回は、ノロウイルスとは?という事で、どうしたら感染してしまうのか?というところを中心にお伝えしました。
今回は、ノロウイルスに感染してしまった場合の発症から症状までを見て行こうと思います。(かからないに越したことはないんですが、、、)
<今回の内容>
・ノロウイルス感染から発症まで
・ノロウイルスの症状
・対処法
ノロウイルス感染から発症まで
ノロウイルスは体内に入った後、小腸の上皮細胞で増殖し、胃の運動神経の低下・麻痺が伴うために主に「腹痛・下痢・吐き気・嘔吐」の症状を引き起こします。
潜伏期間は一般的に12〜48時間と言われています。
私の感想としましては、もっと早く発症するような気がします。
義母がノロウイルスに感染したことがあるのですが、みんなで晩ご飯(19時頃)に牡蠣鍋を食べたのですが、明け方(4時頃)になりひどい腹痛と嘔吐・下痢で救急にかかったことがあります。
9時間で症状MAXでしたね、、、(TT)
余談ですが、それから義母は、怖くて牡蠣は食べれなくなっちゃいましたね(^^;)
前回お伝えしたように、食事からの感染は、「二枚貝」が比較的多いのですが、そのようなものを「生」もしくは「十分に加熱していない状況」で食し、その後数時間して激しい嘔吐下痢が現れたなら、「ノロウイルス」を疑ったほうがいいかもしれませんね!
ノロウイルスの症状
発症後、通常であれば1〜2日程度で症状は治まります。
下痢は水のような状態で、重症例では1日に十数回も見られますが、通常は2〜3回で治まります。その他の症状としては、発熱のほか、筋肉痛、頭痛などが見られますが、後遺症が残ることもなく、いずれも軽症です。
義母は恐らく重症例だったかもしれませんね、、、。上からも下からも十数回でした、、、。便器に座りながら吐いてしまうとう状況でしたねよく、周りの人(私を含め)ノロウイルスに感染しなかったな、と思います!
もしかしたら、症状のない「不顕性感染」だったかも?と今更ながら思っちゃいました。もう遅いですが、、、
不顕性感染とは、ノロウイルスに感染したにもかかわらず、嘔吐などの特別な症状が出ないまま便中にウイルスを排出することがあります。これを、「不顕性感染」と言います。
対処法
ノロウイルスには有効な抗ウイルス剤がなく、対症療法が行われます。
特に抵抗力の弱い乳幼児や高齢者が感染すると、「脱水症状」になりやすいので、症状が少し落ち着いた時に、少しずつ水分補給を行ってください。
症状がひどい場合だと、水分を取っただけで「気持ち悪くて吐いちゃう」という方もいらっしゃいますので、少しずつで様子見ましょう!
できれば、水分をとるときには経口補水液(OS-1等)が吸収もよく、電解質もしっかりとれるのでお勧めです!
特に乳幼児の場合、ジュースや牛乳などの濃い飲みものを与えたり、一気に飲ませると吐き戻してしまうことがありますので注意してください。
吐き気がひどく、水分を受け付けない場合は、受診して点滴を受ける方がいいかもしれませんね!
点滴をするだけでだいぶ体調が改善するようです!