薬剤師が伝える!『薬との上手な付き合い方』

薬局で働く薬剤師が、地域住民に対して「お薬との上手な付き合い方」という講演会を実施していく中で、お薬を飲まれる方々が『本当に知りたい事』を講演会での質疑を通して知ることができました。その経験から、本当に大切なお薬との付き合い方を、様々な視点からお伝えしていき、安心・安全に服薬できるような情報を提供していくブログです。

副作用って何?お薬の表と裏の顔!part3

お薬とお付き合いのある皆さん、こんにちは!

『副作用って何?お薬の表と裏の顔!part3』ということで、副作用のリスクが高い方についてお伝えしようと思います。

これからお伝えする内容に当てはまった方は、それ以外の方よりも、少し副作用のリスクが高い可能性がありますので、特に体調の変化に気を付けていただいたほうが良いかもしれません!!

 

それでは、さっそく内容を見ていこと思います!

 

まず始めは、お薬をたくさん飲んでいる方です。

 

以下のグラフを見てください。縦軸が『副作用の発現割合』、横軸が『薬の服用数』です。

 

f:id:ryouhei200611111:20170722165357j:plain

 

これを見ていただくと一目瞭然で、薬の数が増えると副作用のリスクが高くなるのです。

薬剤師やお医者さんは、お薬同士の飲み合わせが悪くないか?お薬の量に問題はないか?など十分に配慮したうえでお薬を渡しています。

それでも、薬が多くなれば、予期せぬことが起こることがあるんですね、、、。

つまり、

お薬を1日6種類以上服用している方は、ちょっとしたかゆみや、頭痛、腹痛など、それほどたいした症状でなくても、2~3日しても改善しない場合は受診したほうが良いでしょう!!!!

 

他にもリスクの高い方がいらっしゃいますが、続きは明日で!!!

 

 

 

 

 

 

 


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