薬との飲み合わせを気を付けるのは薬だけでいいの?
お薬とお付き合いのある皆さん、こんにちは!
今回からは、また新シリーズです!!
数回にわけて、『飲み合わせ・相互作用』についてお伝えしていこうと思います!!
まず最初は、『飲み合わせって何なのか?』という根本的なところからお伝えしますね!
このブログでは、比較的恒例になってきた、グラフで見ていくととても分かりやすいかな~と思いますので、下のグラフを見てもらいましょう!!
このグラフを見てもらったら分かるように、『飲み合わせ』には2つのパターンがあるんですね
『飲み合わせが悪い』というイメージは、なんとなく、効果が出すぎて副作用が出るのではないか?という風に思われているのかもしれませんが、それだけではなかったんですね!
改めて、『飲み合わせが悪い』者同士を摂ってしまったらどうなるのか?というと、
★薬の吸収が良くなりすぎる、分解・排泄能力(お薬を服用してからの流れ - 現役薬剤師が伝える! 『本当に大切なお薬との付き合い方』参照)を低下させる
⇒ ・薬が効きすぎてしまう
・副作用発現のリスクが高くなる
★薬の吸収が悪くなる、分解・排泄能力が高まってしまう
⇒ ・薬が効かなくなってしまう
⇒ 病気の悪化につながる
このように言うことができるんですね。
体を治そうとして飲んでいるお薬同士が、結果的に体を壊すような組み合わせになっているという、非常に危険な事なんですね!!
だから、薬剤師がお薬同士の飲み合わせに問題がないか?チェックしてるんです!!
これも医薬分業の大きなメリットですよね!
次回からは、少し具体的な内容を見ていこうと思います!
また、皆さん自身が何を気を付けないといけないのか?その辺りお伝えしていきますね!