お薬を服用してからの流れpart2
お薬とお付き合いのある皆さん、おはようございます!!
昨日は、お薬を服用してから、体の中からお薬がなくなるまでの流れを見ていきました。
これが何で大切なのか、お伝えしていきますね!
まず初めに、お薬を服用してから効果が出るまでの流れを詳しく見ていきましょう!!
前回の復習です。
薬を飲む
↓
胃を通過
↓
腸で吸収
↓
肝臓で代謝
↓
血液へ
↓
体の組織(患部)⇒ 薬の効果発現
これが、服用してから効果発現までの流れですね!!
グラフを見てもらうとわかるように、お薬は服用したらたちまち効果が出るというわけではないんですね!
お薬が腸で吸収され、一度肝臓で代謝され、血液中を通ってはじめて患部にお薬が到達するんです。
そして、患部でお薬の効果を発揮したら、次は、
肝臓で再び代謝
↓
腎臓で処理
↓
体から排泄
このように、肝臓で分解されて、おしっこやうんちと一緒に体外へ排泄されるのです。
なので、グラフのように、服用後、徐々にお薬の効果が発揮されて、薬が排泄されていくという事です。
グラフが3つありますが、これはそれぞれのお薬の特徴があります。
・黒のグラフのように効果が早く出る代わりに、すぐに体の中からお薬がなくなる薬
→頓服薬などがこのような山の形ですね
・赤のグラフは、1日2回とか3回とか服用する薬
・青のグラフは、1日1回で効果が24時間続くような薬
とても大雑把に分類してみましたが、概ねこのような山の形があるんですね。
そして、この山の形・高さがすごく重要なんです!!
山の高さには3段階あります
・薬が適正に効果を発揮する範囲
・薬の毒性が発現する範囲
・薬の効果が発現しない範囲
これをグラフで見てみると、
このようなグラフを書くことができます。
では、実際、どのようにお薬と付き合うと、赤や青のグラフの山のようになってしまうのでしょうか?
ここについては、次回詳しく伝えしていきます!!