薬剤師が伝える!『薬との上手な付き合い方』

薬局で働く薬剤師が、地域住民に対して「お薬との上手な付き合い方」という講演会を実施していく中で、お薬を飲まれる方々が『本当に知りたい事』を講演会での質疑を通して知ることができました。その経験から、本当に大切なお薬との付き合い方を、様々な視点からお伝えしていき、安心・安全に服薬できるような情報を提供していくブログです。

お薬を服用してからの流れ

お薬とお付き合いのある皆さん、おはようございます!!

 

今日は、お薬を服用してからの流れをご紹介しようと思います。

まずは、一連の流れを見ていきましょう!!

 

        薬を飲む

          ↓

        胃を通過

          ↓

        腸で吸収

          ↓

         肝臓で代謝

          ↓

         血液へ

          ↓

  体の組織(患部)⇒ 薬の効果発現

          ↓

       肝臓で再び代謝

          ↓

        腎臓で処理

          ↓

        体から排泄

 

一般的な飲み薬の場合、食べ物と同様に、食道から胃へ、胃から腸へ行き、吸収されて、さらに肝臓へ運ばれます。その大部分はそのまま血液中に入り、血管を通って患部(病気のある部位)へ届けられます。

この流れで特に重要な働きをするのが肝臓です。肝臓は薬を代謝する機能を持っています。多くの薬は代謝によって、形が変わり作用を失います。1回、2回と肝臓を何回も通るたびに代謝を受け最後にはおしっこやうんち、汗などと一緒に体外に排泄されるのです!

 

『へぇ~』『そうなんだ、、、』と思いながらも、『これって知る必要はあるの?』って思った方は多いんじゃないでしょうか!?

 

実は、この流れってすごく大切なんです!

 

この流れから、特にお薬に注意しないといけない方や副作用のリスクが高くなる可能性などが見えてくるんですね~

 

詳しくは次回以降診ていきましょう!!


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